室戸市は、弘法大師(空海)が修行をし悟りを開いた場所として、ゆかりの場所が数多く残っています。
その一つが空海が悟りを開いたと伝わる「御厨人窟」です。
室戸岬の突端にほど近い海岸に、波の浸食によりできた2つの洞窟があり、左側の「御厨人窟」は、今から約1,200年前の平安時代、空海が室戸岬で修行をしていたときに居住していたと伝わり、“空海”と名前をつけたのも、ここから見える空と海に感銘を受けたからと言われています。
右側の「神明窟(しんめいくつ」は、おもに修行の場として使われていたとされており、
この2つの洞窟を総称して「御蔵洞(みくらど)」とも呼ばれます。
なお、「御厨人窟の波音」は環境庁の「日本の音風景100選」に選ばれています。
【入洞時間】 8:00~17:00
※ただし、季節や天候によって時間の変更および入洞を中止する場合があります。